台湾 澎湖 へ|高雄から船で渡り島内をバイクで巡る
台湾 澎湖とは?島の魅力を紹介
台湾の西側に位置する澎湖(ポンフー)は、90以上の大小さまざまな島からなる群島で、台湾屈指のリゾート地として知られています。青い海と白い砂浜が広がり、のんびりとした空気が漂う一方で、古い街並みや歴史ある廟も多く残されているのが特徴です。
澎湖の魅力をひとことで言えば「自然と文化の融合」。たとえば、海辺で潮風に吹かれながらサンセットを眺める時間は心を洗われるようでしたし、漁師町では昔ながらの生活を感じ取ることができました。さらに、夜には「澎湖花火フェスティバル」も開催されることがあり、観光客にも人気のイベントです。
透明度の高いビーチ(隠れ家のような小さな浜辺も多数)
- 海鮮グルメ(イカの天ぷらや牡蠣入りオムレツが有名)
- 伝統的な赤レンガ建築の町並み
- バイクや自転車で巡れるアクセスの良さ
澎湖は「台湾の沖縄」とも呼ばれることがありますが、実際にはもっと素朴で落ち着いた雰囲気を持っています。派手な観光地ではなく、じんわりと心に残る島旅を楽しめる場所でした。
高雄から船で澎湖へ渡るアクセス体験
今回の澎湖旅行では、台湾南部の都市高雄からフェリーに乗って移動しました。飛行機でのアクセスも可能ですが、私はあえて船を選びました。その理由は、海の景色を眺めながらゆったり移動できるからです。
フェリーは高雄の港から出発し、約4〜5時間ほどで澎湖の中心・馬公港に到着します。船内には簡単な売店があり、軽食や飲み物を買えるので小腹が空いても安心でした。途中で外に出て潮風を浴びながら、水平線を眺める時間は特別なひとときでした。
- 飛行機よりも荷物制限がゆるやか
- 料金が比較的安い(特に家族連れやグループ旅行に向いている)
- 海を渡る高揚感が味わえる
ただし、波が高い日は船酔いの心配もあるので、酔い止めを準備しておくと安心です。私は念のため薬を持参しましたが、当日は天候に恵まれて快適な船旅となりました。
澎湖 島内をバイクで巡る楽しさ
澎湖の観光を楽しむなら、バイクでの移動が一番便利でした。島内は道が広く、交通量もそれほど多くないため、初心者でも走りやすい環境です。港に到着するとすぐにレンタルバイク店が並んでおり、パスポートと国際免許証を提示すれば手続きを済ませられます。
実際
に走ってみると、海沿いの道を走るたびに視界いっぱいにエメラルドブルーの海が広がり、まるで映画のワンシーンに入り込んだような気分になりました。
- 観音亭親水遊憩区(地元の人が夕涼みに集まる海辺)
- 双心石滬(ハート型の石畳漁法跡。カップルに人気)
- 奎壁山摩西分海(干潮時にだけ現れる「海の道」)

双心石滬
それぞれの場所に共通しているのは「自然が作り出す美しさ」。バスやタクシーもありますが、自由に寄り道できるのはバイクの大きな魅力でした。途中の屋台でかき氷を食べたり、無人の浜辺に立ち寄ったりする時間が、旅を一層豊かにしてくれました。
台湾 澎湖旅行で感じたこととおすすめの過ごし方
澎湖は大きなテーマパークや高層ホテルがあるわけではありませんが、素朴さこそが最大の魅力だと感じました。都会の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を味わえるのは贅沢そのものです。
- 昼はバイクで島を一周し、景勝地を巡る
- 夕方は海辺でサンセットを眺める
- 夜は港町で新鮮な海鮮料理を味わう
特に印象に残ったのは、地元の食堂で食べた「牡蠣入りオムレツ」。小ぶりながらも濃厚な牡蠣の旨味が口いっぱいに広がり、忘れられない味になりました。
澎湖旅行を振り返ると、「行ってよかった」と心から思える体験ばかり。台湾の定番観光地に行き尽くした人や、静かに自然を楽しみたい人には特におすすめです。
まとめ
- 澎湖は台湾本島から気軽に行ける離島
- 高雄からの船旅は特別な体験になる
- バイクで巡ることで自由度の高い観光が可能
- 海・食・文化が一度に楽しめる穴場スポット
この旅を通して、澎湖は「また必ず訪れたい島」になりました。
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