小豆島 瀬戸内海の島へフェリーで

大阪から週末の小旅行として小豆島(しょうどしま)へ出かけてきました。穏やかな瀬戸内海に浮かぶ人気の島で、オリーブや映画のロケ地として知られています。今回は姫路港からポケモンフェリーに乗って向かい、島内の観光名所を巡って、帰りは香川県へのフェリーで帰るというルート。海を渡る旅は、移動そのものが楽しくて、非日常の時間をたっぷり味わえました。

大阪から姫路港へ ポケモンフェリーで小豆島へ出発

朝、車で大阪を出発して姫路港へ向かいました。高速道路を使えば約2時間ほどで到着します。港に着いた瞬間、目を引いたのがポケモンフェリー。船体にはピカチュウやリザードンなどのキャラクターが描かれていて、見ているだけでワクワク。子どもたちが写真を撮ってはしゃいでいる姿も微笑ましかったです。

フェリーの船内は清潔で広々としており、リクライニングシートや売店も完備。デッキに出ると、瀬戸内海の穏やかな波がキラキラと光り、風がとても気持ちよかったです。途中、小さな島々がいくつも見えて、「瀬戸内海って本当に島が多いんだな」と改めて実感しました。約1時間40分で小豆島・福田港に到着。まるで時間がゆっくり流れるような、静かな港町が迎えてくれました。

  • 大阪から姫路港まで:約2時間(車)
  • 姫路港から小豆島福田港まで:約1時間40分(フェリー)
  • ポケモンフェリーは季節ごとにデザインが異なることも

小豆島の観光名所をのんびり巡る旅

島に着いたあとはマイカーで、ぐるっと小豆島一周観光へ。見どころが多く、どこも個性豊かで飽きることがありません。今回巡った中で特に印象に残った場所を紹介します。

  • オリーブ公園:映画『魔女の宅急便』のロケ地として有名な場所。白い風車と青い空、そして一面に広がるオリーブ畑が絵のように美しいです。レンタルできるほうきを持ってジャンプすると、まるで本当に空を飛んでいるような写真が撮れるのも人気の理由。敷地内にはオリーブソフトや石けん作り体験もあります。
  • エンジェルロード:潮の満ち引きで現れる砂の道で、1日2回だけ海の上に道が姿を見せます。干潮の時間に訪れると、手をつないで渡るカップルの姿が多く見られ、まさに「恋人の聖地」。タイミングを逃さないよう、潮見表を確認して行くのがおすすめです。
  • 寒霞渓(かんかけい):日本三大渓谷美のひとつ。紅葉の時期は特に絶景で、ロープウェイからは瀬戸内海と渓谷が一度に見渡せます。秋に行くなら絶対外せないスポット。春の新緑や冬の雪景色も美しく、四季折々の表情を楽しめます。

  • 丸金醤油記念館(マルキンしょうゆ記念館):小豆島といえば醤油の島。江戸時代から続く伝統の製法で作られる醤油の香りが漂う工場見学は、まさに五感で楽しむ体験でした。記念館では昔ながらの木桶や道具が展示されており、醤油作りの深い歴史を感じます。お土産には、限定の「生醤油ソフトクリーム」や「だし醤油」もおすすめです。

どの場所も魅力的で、島の人たちの温かさにも触れられました。昼食には地元の食堂で小豆島そうめんをいただきましたが、細くてつるっとした喉ごしが最高。オリーブオイルを使った天ぷらも絶品でした。自然と人の優しさが調和したこの島は、まさに「瀬戸内の宝石」と呼ぶにふさわしいと感じました。

香川県へのフェリーで帰路へ 瀬戸内海の夕暮れが美しい

旅の締めくくりは、小豆島・土庄港から香川県・高松港へ向かうフェリー。帰りの船では、夕暮れ時の瀬戸内海が目に焼き付きました。海がオレンジ色に染まり、島々の影がゆっくりと沈んでいく光景は言葉にできないほど幻想的。デッキに出て風に吹かれながら、「また来たいな」と自然に思える瞬間でした。

高松港に着いたあとは、名物の讃岐うどんを食べて旅の締めくくり。コシのある麺とだしの旨味が格別で、旅の疲れが一気に吹き飛びました。大阪からの日帰り旅行としても十分楽しめますが、時間に余裕を持って一泊するのもおすすめです。

  • 土庄港から高松港まで:約1時間(フェリー)
  • 夕方発の便では瀬戸内海の夕焼けが見られる
  • 高松港周辺にはうどん店が多く、食べ歩きにも便利

まとめ:フェリーで行く小豆島は、非日常を味わえる瀬戸内の楽園

大阪から姫路港を経由して小豆島へ向かうフェリーの旅は、車ごと乗船できる手軽さと、穏やかな海を渡る癒しの時間が魅力です。行きはポケモンフェリー、帰りは香川行きの便と、異なる航路を楽しむことで旅の満足度も倍に感じられました。

  • 船旅ならではのゆったりした時間を楽しめる
  • 観光名所が多く、家族連れやカップルにもおすすめ
  • グルメ・自然・歴史がすべて揃った瀬戸内の島

小豆島は訪れるたびに新しい発見があり、季節ごとに違う顔を見せてくれます。次はオリーブの実る季節に訪れて、もう一度あの穏やかな海と風を感じたいと思います。

二十四の瞳

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